薬剤師の転職先で求人が最も多いのはドラッグストアです。近年は全国的にドラッグストアが増えており、薬剤師の求人を多く見かける事が出来ます。その反対に製薬会社は、元々求人数が少ない上に非常に人気があるので、転職はかなり難しい傾向にあります。製薬会社は、他の業種に比べて給与水準が高いので、ドラッグストアや調剤薬局から転職をする場合には年収が高くなります。
休日は土日祝である企業がほとんどなので、家族や友人と過ごすプライベートの時間を持つ事が出来、社会保険の完備や保養施設の利用など福利厚生もしっかりしていて、労働条件が良いのも人気の理由です。しかし、開発職や研究職は応募条件が厳しくハードルが高いと言えます。また、MR職は非常に人気があるので競争率も高くなりがちです。
製薬会社への薬剤師転職を希望する場合には、まずどのような仕事をしてどの分野で活躍出来るのかを見極めることが大切です。転職活動は、求人情報の収集から始めますが、製薬会社を希望するのであれば薬剤師専門の求人情報サイト利用すると良いでしょう。WEB上で公開されている求人だけでなく、非公開の求人というのがあり、希望条件や応募資格が合えば、専任のキャリアコンサルタントから個別に仕事の提案をしてくれることがあります。